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「……なんでいるの？」
部屋を出るとチャニョルが体育座りでそこにいた。
CY「…Aが無視するから…。」
寂しそうにそう呟く。
「……チャニョルが怖い顔してるから…」
…半分嘘だけど。
CY「えっ？俺そんな顔してたっ？！」
「うん。」
CY「ごめん！怒ってるわけじゃなくて…その…」
もごもごと言いにくそうにそわそわしてる。
その仕草に思わずイライラしてしまった。
「何？こないだから何がいいたいわけ？
ジョンインと付き合うのがそんなに気に入らないの？
チャニョルにそんなこと言われる筋合いないんだけど！」
CY「…ごめん…そういう訳じゃなくて…その…
…Aはさ…俺の事好きなんじゃないの…？」
………は？
「…何がいいたいわけ？」
CY「…いや…、だからさ…、その…」
ムカつく…。
ムカつくムカつく！
「…仮にそうだとして、なんでチャニョルはそんなことを今私に聞くの？
私がチャニョルを好きなら何？私と付き合うの？
だったらミナちゃんは？チャニョルが今付き合ってるのはミナちゃんじゃん！」
CY「いやっ、そうじゃなくて！」
「そうじゃないなら何！？」
CY「ごめん！A話を聞いて！」
「…ごめん、無理。
今アンタの話を落ち着いて聞けそうにない。
…出ていってよ。」
そう伝えて部屋に入る。
ムカつく…。
気づいてて、わざと見せつけていたんだ。
諦めろって、お前とは付き合えないって…。
「……悔しい…、ムカつく…！
……なのになんで……っ」
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作者名：ギュ | 作成日時：2016年2月23日 7時
