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そして、初めてわたしの名前を呼んでくれたのは
わたしが大学1年生、
"あのひと"が大学2年生の雪が降った冬の日。
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?「A、、素敵な名前だね、」
「え、どうしてわたしの名前、、」
ここに書いてあるんだなあ〜てにやにやしながら
折り畳み傘に貼ってあったシールをなぞる。
「名前、言ってませんでしたもんね。Aです。」
?「Aちゃん!A!それともあだ名?
なんて呼ぼうかなあ〜〜」
なんてひとりで真剣な顔してるから、
「ふふふっ、好きなように呼んでください。」
名前を呼んでもらえただけで
心臓の音がどきどきなってた。
「あなたのお名前は?なんていうんですか?」
?「え〜、俺?ん〜内緒〜〜!んふふ」
え、なにそれずるい!ってむきになると、
急にわたしの手を握る"あのひと"。
どきっ
と音を立てるのと同時に
胸の奥が締め付けられるように痛かった。
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なな - とても感動しました! (2019年3月14日 1時) (レス) id: 01e4e472a4 (このIDを非表示/違反報告)
hrmt.k ..(プロフ) - ゆなさん» ゆなさん、コメントありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです。満足していただける結末になるかわかりませんが、精一杯書かせていただきますねo(^_^)o (2019年1月13日 5時) (レス) id: b80cc3b60b (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 読ませて頂きました。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2019年1月13日 3時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hrmt.k .. | 作成日時:2019年1月11日 10時