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あれから数ヶ月。
あの日の雪は桜に変わった。
「綺麗だね、隆弘くん。」
あれからわたしは雪が嫌い。
桜は綺麗なピンクで包んでくれているような暖かさ。
でも多分隆弘くんはこう言い返す。
隆弘「雪も一生懸命降ってるんだよ。きらきらしてて綺麗だよ。だから雪、嫌いにならないで?」
ふふ。わかってる。
優しいんだよね、隆弘くんは。
秋ちゃんとは月に1回会って、
静かに眠っている隆弘くんに会いに行ってる。
わたしは夢を見つけた。
人を支えたい、サポートしたい。
もし隆弘くんが生きていたら、
ううん、もういないけど、そばにいたい。
だから、人に歌を届けてる歌手のマネージャーになりたい、なる。
ねえ隆弘くん、わたし、夢見つけたよ。
褒めてくれる?応援してくれる?
笑ってくれる?
隆弘「A、俺がそばにいるよ。なにがあってもAなら大丈夫!いつでも俺が歌ってやるからさ」
桜が舞う暖かい風の中から
隆弘くんの声が聞こえた気がした、
____ END
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なな - とても感動しました! (2019年3月14日 1時) (レス) id: 01e4e472a4 (このIDを非表示/違反報告)
hrmt.k ..(プロフ) - ゆなさん» ゆなさん、コメントありがとうございます!そう言って頂けてすごく嬉しいです。満足していただける結末になるかわかりませんが、精一杯書かせていただきますねo(^_^)o (2019年1月13日 5時) (レス) id: b80cc3b60b (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 読ませて頂きました。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2019年1月13日 3時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hrmt.k .. | 作成日時:2019年1月11日 10時