【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１１

４８８話 ページ9

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男「さぁ皆様短冊に願いを書きましょう！」



見回り中デパートの前で演説をしている男性に目を止める。
私も書いてみようと近くによって見れば「お姉さんもどうぞ」とペンと短冊を渡された。

皆が書いた短冊を見てみようと笹を見れば『足が速くなりますように』や『彼氏ができますように』等、様々なモノが書かれている。



「うーん･･･あ、犯罪が減って仕事が減りますようにって書こうかな」

男「･･･。」



仕事が減れば休みが増えるし、休みが増えれば自由時間が増える。
よし、これだ、と決めた私はスラスラと短冊に願いを書く。

男性に渡すと笹の葉に括り付けた。



「きゃあぁ、助けて！」



突如デパートの裏へと続く細い道から女性の悲鳴。駆け寄って見ると男性が群がり女性を囲んでいる。

私は刀を抜くと男達に斬りかかる。



「短冊全然効果ないじゃん！」



数人の男を倒し男性が持ってきてくれた縄で縛り上げると女性は深く頭を下げた。
「お礼なんていらないですよ、これが私の仕事ですから」とカッコ良い台詞を吐いて、縄を引く。

屯所までそう遠くは無いのでこのまま連れていこう。



「全く、織姫様と彦星様が感動的な再会をする日に何故こんな野蛮な事するかね」

男「･･･っせぇよ！」

「お前の方がうるさいわボケ」



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