517話 ページ38
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坂田「おーい銀さんが帰ったぞー」
「・・・・・・無視ですね」
坂田「泣くよ俺、泣いちゃうよ」
靴を脱いで万事屋へと入るとお昼寝をしている神楽ちゃんと定春くん、掃除をしている新八くんの姿があった。
掃除しているということは旦那の声は聞こえた筈だし、意図的に無視をした事がわかる。
モップを片付け「Aさんまた来たんですか」と呆れると、お茶を入れる為に台所へと向かった。
坂田「そーだ、新八。コイツ歯医者で泣い」
「てません泣いてません」
新八「え、泣いたんですか?」
「ううん泣いてない!絶対泣いてないよ!」
ご飯を奢ったにも関わらずさらっとバラしてしまう旦那の足を精一杯踏み付け、耳打ちで「さっき何の為に奢ったと思ってるんです?」と言ってやる。
痛そうに悲痛の声を上げながら、「すまんすまん」と謝る旦那。本当に反省しているのだろうか。
「それにしても神楽ちゃん寝てても可愛いですね」
坂田「相変わらずキモイなお前は」
「キモくていいですもん、神楽ちゃん可愛いのは事実ですし。」
入れてくれたお茶を飲みながら眠っている神楽ちゃんの髪の毛を撫でると、「んー・・・」と声を漏らしながら目を開ける。
「おはよう」と笑顔で言うと目を擦り、起き上がった。
神楽「A、また来たアルカ」
「うん、来ちゃった♡」
神楽「手土産は持ってきたのかヨ」
「あ、持ってきてないね」
神楽「じゃあ帰るヨロシ」
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堕天使(プロフ) - 銀色ミカンさん» わかります、ギャップ。いいですよね、沖田。神谷は何だかんだで万事屋大好きなのですぐ行きますよ(笑)コメントありがとうございました! (2016年7月13日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - サヤルさん» 天才だなんて・・・そんなことないですよ。ありがとうございます(笑) (2016年7月13日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀色ミカン - おお、沖田。やっぱイケメン。私はギャップが好きですね。沖田のドSの中にある正義感とか。意外〜っていうのが好きです。あ、私の話になっちゃってすみません。続き楽しみにしてます。夢主ちゃんが真選組に帰らずに、万事屋にいったのがらしくていいですね(笑) (2016年7月13日 17時) (レス) id: 220d4c1752 (このIDを非表示/違反報告)
サヤル(プロフ) - 堕天使さん» お、面白すぎです!天才様! (2016年7月13日 14時) (レス) id: d347fa0786 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 野菜。さん» 私と好みが似てるんですかね?(笑)これからも楽しめるようなお話頑張って書こうと思います。コメントありがとうございました! (2016年7月12日 19時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年7月7日 0時