482話 ページ3
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「とっ、取り敢えず・・・倒そ」
山崎「取り敢えず倒すって何!?」
「ほら、全員倒せば船を動かして江戸に戻れるじゃん」
山崎「船の操縦なんてした事無いけど」
何を言っても論破される私は項垂れる。
捕まえたところで戻る手段が無い事に戸惑い、今するべき事が何か頭を働かせて考えた。
やはり今は倒すのに専念した方が良いのでは無いだろうか。
「逮捕しちゃうぞ〜」
高杉「相変わらず見てて飽きない奴だな」
「褒め言葉ですかそれは」
私は船の奥へと行く高杉に近付こうと邪魔してくる鬼兵隊隊員を刀で倒すのだが、届かず逃げられる。
山崎は「一度戻るべきだよAちゃん!」と大声で叫ぶ。
「でも・・・っ!」
山崎「二人だけじゃ危険過ぎるから!」
「・・・わかった」
渋々頷くとまだそう遠くは行っていない船から海へ飛び込む。
数メートル泳いで港まで着くとびしょびしょになった上着を脱いだ。
「覚えてろよ高杉!次こそ絶対捕まえてやるからな!」
届いたか届いていないかわからない捨て台詞を吐くとパトカーが到着。
土方さんは私と山崎の濡れている隊服を見てため息をつくと上着を貸してくれた。
「暖かいです、ありがとうございます」
山崎「副長俺には」
土方「総悟から借りろ」
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堕天使(プロフ) - 銀色ミカンさん» わかります、ギャップ。いいですよね、沖田。神谷は何だかんだで万事屋大好きなのですぐ行きますよ(笑)コメントありがとうございました! (2016年7月13日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - サヤルさん» 天才だなんて・・・そんなことないですよ。ありがとうございます(笑) (2016年7月13日 18時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
銀色ミカン - おお、沖田。やっぱイケメン。私はギャップが好きですね。沖田のドSの中にある正義感とか。意外〜っていうのが好きです。あ、私の話になっちゃってすみません。続き楽しみにしてます。夢主ちゃんが真選組に帰らずに、万事屋にいったのがらしくていいですね(笑) (2016年7月13日 17時) (レス) id: 220d4c1752 (このIDを非表示/違反報告)
サヤル(プロフ) - 堕天使さん» お、面白すぎです!天才様! (2016年7月13日 14時) (レス) id: d347fa0786 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 野菜。さん» 私と好みが似てるんですかね?(笑)これからも楽しめるようなお話頑張って書こうと思います。コメントありがとうございました! (2016年7月12日 19時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年7月7日 0時