【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１１

４９８話 ページ19

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「あー･･･暇だ」



誰もいない部屋で1人ボーっとする毎日。
隣のベッドにもう一人入院される方が入るとは言っていたものの、全くその気配が感じられず、暇過ぎて死にそうだ。

一応山崎達に頼み、ゲームは持ってきてもらったし、毎日交代で御見舞には来てくれる。
だがそれだけでは気が滅入ってしまって仕方ない。

動きたい衝動に駆られている。



神楽「Aー、大丈夫アルカ」

「かっ神楽ちゃん！」

新八「Aさんこれ御見舞の品です」

「わぁありがとう！」

坂田「おい神楽、なんでお前が食べてるんだ」



万事屋三人が来てくれたという嬉しさに舞い上がる。
入院していると人と会う楽しさしか感じられないもんだからテンションはマックスである。



坂田「A、どの辺刺されたの」

「ココです」

坂田「殴っていいか」

「ダメですよ」



ダメに決まっていることを聞いてくる旦那にお茶を入れてくれる新八くん。
そのお茶を飲みながら果物をひたすら食べる神楽ちゃんを見る。



新八「それにしてもAさん、かっこいいですね。近藤さんを守って刺されたらしいじゃないですか」

「いやいやそれ程でもー･･･」

坂田「よく死ななかったな」

「ですね」

神楽「なんであんなにむさ苦しい男達がいる中でAが身体を張ったのか不思議アル」

「あー確かに」



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