【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１１

４９４話 ページ15

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☆ 坂田side ☆



「旦那ぁ！私はね、旦那みたいに自由になりたいんです！」

坂田「そうか」

「だからね、羨ましいですよ旦那が！」



ババァの所に飲みに来たAと鉢合わせし、一緒に飲むことになる。
既にベロンベロンに酔っているAの発言は何を言っているのか殆どわからない。

本当に面倒な酔い方をする奴だなと思う。



坂田「あーあー、もう飲むのやめとけって」

「私には今お酒しかないんです！楽しみを奪うんですか！」

坂田「そうじゃねぇよ、二日酔いの心配をしてんだよ俺ァ」

「もういいんですもん、どうせ二日酔いするなら吐くまで飲んでやります」



全然言う事を聞かないA。
俺は諦めて注がれた酒を飲み干した。

急に黙ると俺の目をじっと見つめる。
何事かと尋ねればゆっくりと口を開いた。



「旦那と飲むの、楽しいですね」

坂田「･･･。」

「一緒にいるのが楽しいです」



言いたい事を言うだけ言い、バタンと倒れる。机に頭を伏せ何かを言っているか聞き取れず顔を近付けてみるといきなり起き上がり耳元で「ドキっとしました？」と笑う。



坂田「し、してねェよ馬鹿」

「旦那からかうの面白ーい」

坂田「酷い奴だなお前」



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