【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５９

２７８８話 ページ35

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土方「ンだよ、話って」

「その･･･えっと」

土方「グダグダしてる暇なんか無ェんだよ、さっさとしろ」

「好きです！！」

土方「はっ？」



見回り途中の土方さんが想定通りの反応を見せた時、両肩をドンと強く押して下に流れる川へ落とした。さほど高くないが、やや深めの川で不意の攻撃にバタバタと悶えている土方さんは、漸く足が付いたようで。

頭からつま先までビショビショになって陸へ上がってきたので「よっ水も滴る良い男！」と声を掛ければ馬鹿みたいに大きな石を両手で持ち上げている。



「ちょ、待ってください投げる気ですか！？」

土方「殺される為にやったんだろ！？」

「違います違います！ちょっとした仕返しっていうか！！土方さんの溺れてる姿が見たかったというか！！ざまあみろというか！！」

土方「ぶち殺す！！」



今だ、近藤さん今だよ！と目で合図を送る。
私が考えていたように、妙ちゃんはこの騒動を心配そうに見つめている。そしてプールでの出来事も頭の片隅にあるだろうから、動機も理解している筈だ。

だから、今だ。今、上司らしく土方さんを叱れば妙ちゃんはキュン死だ。まあ、あの話は完全なる嘘だが、もしかしたらもしかするかも知れない。



近藤「お、おいコルァテメェ！！何してくれとんねん！！」

「誰！？」



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