【銀魂】女隊士と愉快な仲間達５

２１１話 ページ20

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「懲りないなぁ近藤さんも･･･」



「やる気が出てきた！」と言って妙ちゃんのもとへ走り去って行ってしまった近藤さん。私は屯所へと足を運ぶ。

「ただいま戻りましたー」と屯所の門を潜れば、土方さんが腕を組んで立っている。



「ただいま、土方さん」

土方「どこに行ってた」

「ちょっとチョコレート作りに･･･あ！土方さんのもありますよ？ほら」

土方「近藤さんは」



私の話をガン無視して近藤さんの居場所を聞いてくる土方さんに「妙ちゃんの所へ走って行きました」と伝えれば1つため息をついて、「神谷、仕事残ってるからさっさと戻れ」と言って中へ入って行く。



「ちょ、待ってください土方さん」

土方「あ？」



足を止めて振り向く土方さんに、「ハッピーバレンタイン！」と笑顔で言ってラッピングに包まれたチョコレートを手渡す。

一瞬驚いた表情をした後、「さんきゅ」と受け取ってくれた土方さん。



土方「後で食う･･･」

「ダメです！今！今食べてください！」



今食べなければ絶対マヨネーズかけて食べるじゃん、この人！今食べてもらわなければ！

そんな気持ちを必死に伝えようとすると凄くうざそうなリアクション。



土方「別に貰い物くらいマヨネーズかけないで食うけど」

「ダメです、今です」

土方「わぁったよ･･･」



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