【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２００５話 ページ5

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☆ 土方side ☆



部屋に戻って始末書を纏めていれば、ノック音。返事をするとAだった。「あの、これ」と始末書を手渡してきたので受け取ろうとしたのだが手を離してはくれず、戸惑う。じっとこちらを見つめて来たので「俺の顔に何かついてんのか」と聞けば「い、いえ」と目を逸らした。



「(これ以上二人きりになれる理由が見当たらない･･････！)」

土方「(何がしたいんだ)」



漸くパッと手を離したので束になった始末書を机でトントンと揃えて内容を確認し始める。すると畳の上に足を下ろして座り近くに寄ってきた。



「土方さん」

土方「何だ」

「もう私どうしたらいいかわかんない」

土方「俺もわかんねェ」

「ここからノープランだったんです」

土方「プランって何だよ、何の話だよ」



「あーくそー！」と悔しそうに頭を押さえると「もっとちゃんと考えておくべきだったー！」と嘆く。何が何だかわからず戸惑いを隠せずにいれば「どうでした、目を逸らされて」と聞かれた。



土方「お前あれ意図的にやってたのか」

「ドキドキしましたか」

土方「いや、全然」

「土方さんを一般の男性と思ったらダメですね」

土方「どういう意味だ」



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