【銀魂】女隊士と愉快な仲間達４３

２０３９話 ページ39

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四月二十日。今年も四月が始まったなぁ、と感じてからもう二十日も経ったと思うと、時が過ぎるのは本当に早い。四月が終わったと思えばまた五月が終わり、あっという間に夏が過ぎて冬がやってくるのだ。

･･････と、まぁ先のことばかり考えていないで今を楽しもう。普段着ない着物に身を包んで化粧もして綺麗にした。柳生家の門を潜るのだから当然だ。

家関係で交流は少なからずあったものの、生誕祭に招かれるなんてことは一度たりとも無かった為、見たことのある景色も変わって見える。



「やっぱ緊張するなぁ･･････」

神楽「そういう時は手にチョコを塗って舐めるといいアル」

「聞いたことないんだけどそれ」

神楽「銀ちゃんが言ってたヨ。チョコプレ･･･」
坂田「黙ろうか神楽チャン」

「チョコプレイですか引きました」

坂田「マヨプレイよりマシだわ」

「肉まんプレイがいいです」

坂田「想像がつかねェ」

新八「ちょっと！こんなところでプレイの話とかしないでくださいよ！」



何だか少しだけ緊張が解れた気がしないでもない。
案内された場所へ行けば人が沢山集まっていて、妙ちゃんやツッキーはもう座っていた。
そこまで歩いて私達も席につく。



「おはよう妙ちゃん、ツッキー」

妙「おはようございます。･･･新ちゃん、置いていってごめんなさいね」

新八「いいんです！銀さんと神楽ちゃんを起こしに行って正解でした。いびきかいてましたから」

坂田「俺生まれて一度もいびきなんてかいたことないんですけど？そういうこというのやめてもらえます？ここ、柳生家なんですが？」

新八「さっきまで特殊性癖の話してたくせにどこで見栄張ってんですか」



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