74話 ページ27
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旦那に敵意を剥き出していると襖が開いた。
「なんでィ」と明らかに面倒くさそうな沖田に「体温計新しいの持ってきて」と頼むと「壊れでもしました?」と床に座る。
「座ってないで新しいの持ってこんかい」
沖田「もう充分元気だろィ」
「でも熱あるから。微熱があればね、仕事が休めるんだよ?正確な体温が知りたいの!」
すると沖田は座っている私に近づいてきて、自分のおでこを私のおでこにゴツンと当てた。「んー・・・多分もう熱下がったと思いまさァ」とかなりの至近距離で言われる。
「沖田、近い近い」
沖田「あーあすっかり元気になっちゃって。弱々しく『行っちゃヤダ・・・』とか言ってたのは誰でしたっけ?」
坂田「え、お前そんな事言ったの」
神楽「可愛いとこあるアルナ」
「そんなん知らんから!覚えてないから!」と思いっきり沖田の胸板を押すとやっと離れてくれた。「あの時のAさん帰ってこーい」と何処かに向かって言っている沖田を蹴飛ばし、随分と軽くなった身体を立ち上がらせる。
「何か食べてきます」と言って、私は部屋から出た。
坂田「あんなに見せつけられても困るんだけどなァ」
沖田「そんなつもりありやせんぜ?別に」
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からちぇ - すごく面白いですね!毎日の楽しみになってます(笑)これからもお体に気を付けて頑張って下さい!応援してます! (2020年5月12日 22時) (レス) id: b750728265 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - うわぁさん» ありがとうございます!!現在63まで行っているので、ゆっくりまったり好きな時に読んでいただけたらこちらも嬉しい限りです!! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
うわぁ - めっちゃおもろいです!結構長いんで楽しめる時間めっちゃ増えて嬉しいわ! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 048bdd389f (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 小鈴さん» 頑張ります頑張ります!応援に応えます!笑笑 (2017年3月13日 16時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
小鈴 - 頑張ってください!応援してます! (2017年3月13日 16時) (レス) id: ba887d76ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2015年11月26日 16時