797話 ページ35
.
新八くんも自宅へ帰宅し、風呂も借りて寝る準備を完璧に済ましたのち、旦那の布団の横に私の布団を敷いて眠りにつこうとするのだが、一つの問題が生じた。
それは、旦那の寝相の悪さである。
「こんなに寝相悪い人でしたっけ旦那・・・!」
私の布団の中に侵入し足を絡められている。
厳密に言うと私の右足は旦那の両足に挟まれている。
時刻はもうとっくに真夜中を指しているし、寝たいのは山々なのだ。でも羞恥心には勝ち目がない。
いびきをかきながら気持ち良さそうにグースカ眠っている旦那を叩き起すわけにもいかず、渋々そのまま眠る事に決めた。
「(ぬおォォォ・・・・・・!)」
眠る事は出来なかった。理由はやはり旦那にある。鼻息がかかる程の距離。間は数センチ。
覚悟を決めた私は旦那の厚い胸板を押す。もう気持ち良さそうに寝てるとかは知らん。
ただ旦那はびくともしなかった。
「(このまま寝ろと!?神様、私何かしましたかァァ!?)」
こうなったら息を止めてやる。
私は右手を旦那の鼻へ。そして軽く摘んでやった。
「フガ」と鼻を鳴らし目を覚ました旦那は私と目を合わせる。
そして数秒。
坂田「・・・何でこんな近いの」
「旦那が近付いてきたんでしょ」
坂田「マジか」
「えぇマジだ」
.
265人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使(プロフ) - はるぺさん» ありがとうございます!!17ならまだ続きは沢山あるので楽しみながら読んで頂ければと思います!!頑張りますね!! (2017年1月16日 9時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
はるぺ - いつも楽しく読ませてもらっています!まだまだ読み続けますが、応援していますの気持ちも込めてここコメントさせていただきます!これからも頑張ってください(^^) (2017年1月16日 1時) (レス) id: 7d12fec73f (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - miyuki@0223さん» 良かったです!こちらこそ読んで頂きありがとうございました! (2016年9月25日 15時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
miyuki@0223 - 堕天使さん» リクエスト答えて頂きありがとうございました!沖田くんとのお風呂、ドキドキでした°∀°本当にありがとうございました!! (2016年9月25日 14時) (レス) id: ead3d31351 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - むぎさん» 嬉しいです!ほんとに、ほんとに頑張ります!!コメント貰えると元気もらえます!更新意欲湧いてきました! (2016年9月24日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:堕天使 | 作成日時:2016年9月21日 14時