【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１７

７９３話 ↑ ページ31

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土方「お前が鬼兵隊の船からノコノコ降りてきた所を他の隊士が見てんだよ」

「誰ですかソイツ。ぶっ殺したい」

沖田「殺せるモンならやってみやがれ」

「お前かこのクソヤロォォォ！私にだって事情があったんですー！」

土方「ほう、事情な。言ってみろ」



私は今まであった事実を話す。
男を追っていると船の中へ紛れ込んでしまい、ズッキューンが無くなった、と。

土方さんは「ズッキューン？」と首を傾げているので説明してやろうと思ったが、また怒られそうなので濁しながら言う。



「ズッキューンって倒れて復活してズッキューンが無くなったんです」

土方「･･･撃たれたって事か？」

「そうですね、ある意味」

土方「何処撃たれたんだ？ピンピンしてるじゃねーか」

「胸･･･というか心を撃たれましたね、高杉に」

土方「心臓を撃たれた？嘘ついてんじゃねーよ」

「いや心ですって」



全く噛み合わない会話に沖田は笑みを零す。
いや、笑ってんじゃねーよ。

「兎に角ですね！私は無事です！」と立ち上がりガッツポーズを見せてやればため息をついて口を開いた土方さん。



土方「船乗ったなら報告くらいすりゃあいいじゃねーか、普通に帰ってきやがって」

「だから色々あったんですってば！」

土方「その色々を話せっつってんだよ！」



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