【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２５９話 ページ20

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「旦那は昼間いつも此処で飲んでるんですか？いいですねー暇で」

坂田「いつもじゃねーよ、今日は用があっただけだ」

「用？」



そう言って懐から出したのは少しボロボロになったカメラ。
私から見たら使えそうにないが、一体このカメラがどうしたというのだろう。



坂田「神楽が拾ってきたんだよ。でも使えそうにないからたまに直してもらってこいって」

「へー。たまさんってカメラ直せるんだ」

たま「分かりました。貸してください。」



カメラに手を添えると何やら話し始めたたまさん。
その様子を眺めながら旦那にお酒は飲まないのかと誘う。



坂田「お前とは違って昼間からは飲まねーよ」

「私のお酒が飲めないって言うんですか？そーですかそーですか、旦那も私をいじめるんですか」

坂田「酒飲むと面倒なタイプだったっけお前」

お登勢「もう1人でコレ一つ開けてるからね。相当酔ってるはずさ」

坂田「うっわ･･･」



暫らくすると終わったらしく、たまさんは旦那へカメラを手渡す。
旦那はたまさんにお礼を言うと、私を引き摺りながら店を出ようとする。



「嫌だー！まだ此処にいるー！」

坂田「はいはい分かったから、取り敢えず帰るぞ」

「斬りますよ旦那！私まだ飲みたいんです！飲み足りないんです！」

坂田「おぶってやるから大人しくしろって！」

「･･･本当ですか、おんぶですかー。しょうがないですねぇ」

坂田「面倒臭ェ･･････」



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