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風邪っぴき【坂田銀時】 ページ13

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坂田銀時/万事屋勤務/那智様の小説の夢主
面白いので是非見てあげてください^^
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「・・・・・・、」

「やっと目ェ覚ましたか」

「うん・・・」

「馬鹿は風邪ひかないんじゃねェのかよ」

「ストレートに言い過ぎ・・・。」



「それにあたしは馬鹿じゃないわよ」と布団の横に座る銀時に言った。
銀時はあたしの額に触れる。ひんやりとした手が気持ち良い。



「あー・・・まだだいぶ熱あるな」

「そ、そう」

「あれ、お前さっきより熱くなってね?」

「なってないなってない」



すると「わかった、お前照れてんだろ」なんてニヤリと笑いながら言うもんだから布団で顔を隠す。額に触られただけで照れるとはAA、一生の不覚。

銀時は桶から濡らしたタオルを絞って出すとあたしの額に乗せる。
「ま、安静にしときゃ治るだろ」と優しく笑った銀時にまた胸が高鳴った。



「ちゃんと寝とけよ」

「待って、」

「あ?」

「もう少し・・・、」



もう少し、一緒に居て欲しい。

素直になる事を得意としていないあたしにはその言葉はとてもじゃないけどスラスラ言えなかった。
暫く目を見開いて驚いている彼は、その気持ちを汲み取ってくれたのか、「しゃ、しゃあねェな」と座り直してくれる。



「銀さんが手ェ握っててやっから、安心して寝な」

「何よその上から目線」

「甘えん坊なAチャンの言う事を聞いてあげてるだけでちゅよー」

「気持ち悪いんだけど」



あたしの手をぎゅっと握って、頭を撫でる。それが物凄く心を安心させてくれて、段々と夢の世界へ誘われて行った。



「ねぇ、銀時」



今にも眠ってしまいそうな自分の意識を何とか繋ぎ止めて、銀時の名前を呼ぶ。
「ンだよ」と返事をすると、じっとこちらを見てくる。



「看病してくれて、ありがとう」

「・・・・・・っ、」



突然素直に言葉が出てきたのは、意識が朦朧としているからだろう。
それに、普段からの感謝の気持ちを込めて、でてきたのだ。

銀時は目を逸らしてため息をつく。「ったく・・・」と小さく呟くと力を入れてあたしの手を握り直した。



「お前って奴は本当・・・」



次に発せられる言葉を待っていながらゆっくり、ゆっくりと、睡魔に勝てなくなっていって。



「どうしてこんなに可愛いかな」



眠りについてしまったあたしには、銀時の言葉など届かなかったのであった。



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ある日の昼休み【沖田総悟】→←かけがえのない時間【沖田総悟】



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サド助 - 堕天使さん» じゃあお言葉に甘えて…また沖田で3zがいいです!!主人公は前回と同じ感じでokです。神楽にヤキモチ妬く主人公ちゃんが見たいです!何度もすみません!いつでもいいですので!!><;; (2016年11月6日 8時) (レス) id: b26b61556b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - サド助さん» 良かったです!!またいつでも待ってます!! (2016年11月5日 10時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
サド助 - 堕天使さん» あわわわわ!私こそ急がせてしまってすみません!!><すごく素晴らしいお話が出来てて感動しました!キュンキュンでした!いつもありがとうございます!!またリクします!!(^∀^ゞ (2016年11月5日 8時) (レス) id: b26b61556b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます!嬉しいですヽ(・∀・)ノ (2016年11月3日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 銀さんの、私も好きです( ̄▽ ̄) (2016年11月3日 21時) (レス) id: 65681d0734 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年10月10日 19時

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