601話 ページ26
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☆ 沖田side ☆
「ふぅ・・・このキャラ疲れるな」
気を抜いていたのか自室前でそんな事を呟いてしまうAさん。部屋にいて、今日のキャラの手掛かりを探していた俺はバッチリ聞こえてしまった。
戸を開けると目を見開いて「沖田・・・!た、隊長!」と慌てながら言う。
沖田「これ、見つけやしたぜ」
「あっちょっと・・・!」
俺の手が握っているもの、それは『愛され女子になりたい女の子必見!モテ女子講座』と書かれた本である。
まさかこんなものを見るなんて。一生ネタにしてやろうと思う。
本人は「白状する!白状しますから!」と俺の前に座った。
「コンビニで見つけたの。それ。私、普段から扱い雑にされてるでしょ?こんな事言いたくないけど、やっぱ私に非があるんだと思ってさ」
沖田「それでこれを。」
「そう。『まずはおしとやかな高嶺の花系女子を目指せ!』って書いてあったから、やってみたって訳。」
洗い浚い全て話してくれたAさんに、「なかなか良かったと思いやすよ。お・し・と・や・か。」と言ってやれば「うっさい!ネタにすんな!」と声を荒らげて俺に攻撃をしてこようとする。
「あーあ・・・もう少し長く続けられると思ったのに!大体勝手に人の部屋に入るっていうのが可笑しいよね!?」
沖田「やっぱりAさんはこっちの方がいいでさァ。いじりやすい」
「いじるな!」
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堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» 嬉しいですっ!! (2016年8月27日 12時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - カッコよかったです!w (2016年8月27日 2時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» どういたしまして(笑)満足して頂けると光栄です!かっこよくかけていたでしょうか(笑) (2016年8月27日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - ありがとうございます! (2016年8月26日 23時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» いえいえ、是非書かせて頂きます!!近い内に更新致しますので、少々お待ちくださいね! (2016年8月26日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年8月7日 13時