今日:30 hit、昨日:28 hit、合計:44,468 hit
小｜中｜大
▼ ページ6
開いた間から光が漏れだし、目を思わず瞑る。
一瞬、一瞬瞑っただけだったのに目を開くと既に目の前に人が立っていた。
グルッペンとショッピはご愁傷さまですと言いたげに手を揃えてごめんねポーズを取っている。
「な、ぇ、えーと、あの、？」
緑色のフードの隙間から見えるギラついた目が怖い。
全く誰だか分からないが、学ランの下に着ている緑色のフードを何処かで見たことがあるような気がした。
彼の正体を暴こうと隅々まで見ていると段々と息が荒くなっていき、顔が赤くなっていく。
「ァ、Aや、ほんまもん、の……」
手が此方に伸びてきて、触れられる…と思い気や。
彼の手は別の人に防がれ行き場を無くしてしまった。赤いマフラーが視界の端に映る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 547人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
- 大好きです…！ (10月29日 22時) (
レス) id: a42b5a587f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：A。 | 作成日時：2023年10月7日 18時
