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状況を整理しよう。
まずは、いつも通り友達と別れて家へ帰る帰宅途中。家が見えた瞬間あのバツマスクの人は私の前に立ち塞がった。そして個人情報を音読しだし危ない薬品で眠らされて………
今、私の後輩を名乗る子に鼻と鼻との距離で告白をされている。
「お、おれぇ、Aさんのことずっと追っててッ…!ずーっとみて、てッ、努力を惜しまないところとか、自分より他人を立ててあげるところとか、好きな人に振られた時にその人の前で泣かなかったところとか、ぜ、ぜーんぶ、好きですッ…!!!!」
「お、俺とけっこんして、いっしょういっしょにいましょ、?」
前髪にカシャカシャとしたジャンバーの様な性質が当たり、こしょぶったい。脳内では状況を整理したつもりだったが、体は追いつかなくて口が動かない。
返事が無い私に不安になったのか、涙がぽたぽたと垂れてくる。
「ショッピ、終わったならその告白を後にしてくれないか。」
突然、心臓を鷲掴みにする様な声が耳に入り口が動いた。
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- 大好きです…! (10月29日 22時) (レス) id: a42b5a587f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:A。 | 作成日時:2023年10月7日 18時