(d！) かんきんLIVE。〈ヤンデレ〉 (ページ3)

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「きちゃぁあああああああああああああああwww」
人間が発さないイントネーションと、笑をダブリューと読む機械音声。
嫌な予感がして必死に抵抗するが、片手で片付けられてしまう。
足を動かすが、マットがよく沈む性質な為抵抗は無駄になってしまった。

「可愛いでしょう、羨ましいでしょ。」

うっとりと画面越しに私を見ながら呟く。
機械の音声は聞き取れないぐらいスマホから流れ続ける。
「可愛い」「すっぴん？」「アイドルかよ」「顔青ざめてってる、可愛い」等の言葉が私の耳に入る。

「良かったですね、沢山の可愛いが貰えて。」

「今日は紹介だけなので一旦〆ます、また明日。」

ピ、とカメラが切れて機械の音声が止んだ。
彼はカメラ越しじゃなくて今度こそしっかりと私を見つめる。
茶色の髪の毛に、だるそうに下がっている瞼。なんだか猫みたいだなと思っていると、顔を近づけられた。

「あ、ぁ、あ、、えと、お、ぉれ、ショッピっす、あなたの、こ、こうはいの、！」

鼻と鼻が触れそうな距離で自己紹介をされ、困惑した。