(d！) かんきんLIVE。〈ヤンデレ〉 (ページ16)

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「オラー！！お前ら退けろやー！！！」

状況を説明しよう、知らない人が部屋に入ってきてゲーム延長を何とか頼みフードの彼に押され何故か知らない人もゲームに参戦する事に。最初は困惑していたが試合が始まると暴言が飛んできたので縮こまりながらもコントローラーを握る。

パーカーを被った彼も楽しそうに笑う、きっと仲良しなんだろう。

「…ふぅ、12位。」

「お前もお前でなんでそんな弱いん？」

「オラー！！退けろやー！！！！」

「お前は試合終わっとんの見えとる？？？」

いつまで経っても12位しか取らない女と試合が終わってるのに気づけない男。何方もやり切ったような顔をしているのが彼は面白いのだろう、突っ込みながら笑い上半身が逸れていって座っていたソファに顔を沈めた。
フ…ｯwと笑い声がひたすら聞こえる中、奥の彼と目が合う。

「えーと、すみません…盛り上がりすぎました。」

「いえいえ、楽しかったですよ。」

沈黙の間ずっと目が合っており、ふふ…とお互い笑みを零す。
と、2人の間から腕が伸びてきて距離を離される。笑い声はもう聞こえない。

「俺も混ぜろや！！！！」

「痛い痛い痛いッ！」

バシバシと彼の背中を叩く彼、そんな彼らを見ていると眠くなり瞼を閉じた。