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You Side.





僕にはわかった。





白狐が自分の村を壊した人間のところに行くんだなって。






そこで僕は白狐の強さが知れるんじゃないかって思ってコソコソと着いていたんだ。







白狐は強かった。





舞うように相手の攻撃をかわして反撃していた。







戦場なのに白狐だけは戦ってるようには見えなかった。








白狐には式神や妖力、マナの使い方。







この世を生きるすべを教えてもらっていた。









ここで僕は白狐の前から姿を消し、エキドナのところへ行きナムと出会い、幻獣を助けたくなったんだ。









昔の僕と少し重なったのかもしれないけど。









本当の家族と引き離されるつらさは僕もわかる。






偽善だなんてよく言われたけど僕は今までしてきたことに後悔はない。






むしろ誇りに思ってる。









まぁいまだに人間のことは好きになれないけどね。

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作者名:ちゃるちゃるそーす | 作成日時:2019年9月13日 13時

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