【BMSG】生まれ直したら“ついてた”【BE:FIRST】

＞ ページ11

はぁ〜〜〜〜〜〜〜、くっっっそ緊張した(震)



何かもう途中で自分が歌ってるのか歌ってないのか分かんなかったもん…


てか一曲丸々歌うっけ？？？


途中で止まると思ってたから、ラップパート始まった時めっちゃビックリしたんだけど



最後の最後で怒涛の褒め殺しを受けて俺のSAN値はピンチです


多分、合格？したってことでいいのかなアレ…





部屋を出れば舜斗が直ぐに駆け寄って来て、頭をぐしゃぐしゃに撫でられる

俺の事犬かなんかだと思ってんのかなこいつ




「ちょちょちょ、やめろやめろ」

🧢｢おつかれ｣

「緊張解けて腹減ったから飯食いに行こ」




そう言ってチートデイ舜斗を引き連れて安い焼肉屋でたらふく食べて家に帰った



後日、ちゃんと2次審査通過の手紙が届いて、舜斗と一緒に喜んだ


何故か和美さんは｢当たり前よね｣とか平然としてたけど
この人割と親バカな所あるからな…







そして迎える第3次審査




東京に旅立つ前夜も、当然のように泊まりに来た舜斗


本当にこのままだと、24時間舜斗と一緒になりそうで危機感を覚えてます俺は…

だって朝から一緒に登校して、クラス同じで、下校一緒で、家に泊まりに来て寝る

そこら辺の兄弟なんかよりも一緒にいると思うよ俺たち……


前世がお腐り申してた婦女子だったもんだから、クラスメイトの女子から度々向けられる視線の意味も何となく想像がついてる


それに気付かない舜斗が俺にバックハグなんてもんをしてくるから、女子なんてサイレントで悶えてるし俺の心臓も悶えててもう大変です()





「舜斗を幼馴染離れさせないと…」

🧢｢は？何急に、…誰かに何か言われたわけ｣



俺が何気なく独り言で呟いた言葉にも、音速で反応してきては顔を顰める舜斗

怖いって、反応速度もその顔も怖いよ…



「いや、そうじゃないけどさ…何時までも一緒には居られない訳じゃん、俺たち」

🧢｢そんなん分かんないじゃん、本当にどうしたわけ？｣

「……なんでもないよ舜斗坊や」



そんな捨てられた子犬みたいな顔されたら俺なんにも言えなくなるじゃん………


そういえば舜斗は甘えたがりの寂しがりってメンバーにも言われてたような……

普段俺の方が面倒見られてるからあんまり意識してなかったけど、確かにこういう所にひしひしと感じる部分あるわ…






その日は何故か同じ布団で寝ました


やましい気持ちはありません(震)





.

東京第3次審査→←＞

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す