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MH｢そう言えば、なんでAはあの時僕の事を連れてったの？｣
ふと昔の事を思い出して、目の前で五線譜に何かを書き殴っているAに問い掛ける
昔と変わらない微笑みを浮かべたまま首を傾げるAはやっぱり可愛い
MH｢ほら、僕達が練習生の頃、入ってすぐの時は一緒に練習させて貰えなかったでしょ？
その時にAが一発で振り付け覚えてパフォーマンスしたから練習に混ぜて貰えるようになった話｣
僕が説明すると、｢あー｣とゆっくり思い出したみたいにペンを机に置いたA
MH｢あの時のAなら、一人で先生に言いに行く事も出来たはずなのに、何で僕の事も連れてったのかなって｣
そういえば、｢んー…｣と悩むA
「ハオオッパは……嫌だったの？」
MH｢え？そんな事絶対ないよ…
ただ、あの時の僕は本当に何も出来なかったしAとも特に話して無かったから、
人と関わる事を面倒臭がるAが僕の腕を引いてくれた理由が分からなくて…｣
「あぁ、そんな事かぁ」
そんな事って…僕の中ではずっと不思議だった事なのに
Aの中では大した問題じゃ無かったみたいで、やっぱりいつも通りAの気まぐれだったのかなって少し寂しい
僕としてはあれがあったからこそ1番の友人になれたと思ってるのに
MH｢…やっぱり何となくだったの？｣
僕の方が年上なのに、友達でもあるからか少しだけ拗ねた様な言い方になってしまった
それが面白かったのかくすくすと隠しもせずににんまりするA
「…私ね、オッパの言う通り人と関わるのは面倒臭いんだぁ…でもね、オッパは特別だったからさぁ」
MH｢……特別？｣
「うん、だってオッパは一人だけの
呆気からんと言ったAに目が飛び出そうになる
正直、友達だと思っているのは僕だけだと思ってたんだ
だって僕よりもボノニとの方が距離も近いし一緒にいる頻度も多いから
MH｢…僕も、Aは特別だよ、大事な
「うん、だからオッパが聞きたかった答えは…私たちがトモダチだったからでしたぁ〜」
そう言って抱き着いて来たAを抱き締め返す
僕の韓国に来て初めての友達は年下の女の子だった
大切な、他には無い唯一の
これから先は…まぁまだ友達での繋がりで満たされてようかな？
END
続く
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SAITOU(プロフ) - (名前)さん» ご指摘ありがとうございます🙏迅速に修正致しましたので、ご確認お願いいたします🙌 (12月3日 21時) (
レス) id: 6e1f25c43e (このIDを非表示/違反報告)
SAITOU(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます🙏1話1話がかなり長くなってしまい読みにくいとは思いますが、そう言って頂けて幸いです🥰今後も宜しくお願いします🙏 (12月3日 21時) (レス) id: 6e1f25c43e (このIDを非表示/違反報告)
SAITOU(プロフ) - おとうふちゃんさん» コメントありがとうございます。編集画面で、お話を打ち込む枠の上に🔧みたいなマークがあるんですが、そこの文字サイズ➤内容入力➤下に出てくる打消を押すと取り消し線が出ますよ〜。 (12月3日 21時) (レス) @page38 id: 6e1f25c43e (このIDを非表示/違反報告)
おとうふちゃん - 一つ聞きたいかとがあるんですがいいでしょうか？文字に取り消し線(？)みたいなの引くのってどうやればいいんですか？できれば教えてくだい！お願いします〜🙇🏻 (12月3日 18時) (レス) @page3 id: 442b18bc45 (このIDを非表示/違反報告)
おとうふちゃん - 初コメ失礼します！！めっちゃ面白いですね😊夢のような世界、、、。この作品神すぎて死にます更新楽しみにしてます！！！ (12月3日 18時) (レス) @page3 id: 442b18bc45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SAITOU | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hal22
作成日時：2023年11月27日 2時
