妖*14 ページ14
「文化祭…？」
夏目「ああ、明日うちの学校でやるんだ
よかったら来ないか？」
「ふむ、夏目が来いというなら」
夏目「！ありがとう
おれが休憩の時間のときに一緒にまわろう」
「ああ」
‐では、また来るよ‐
突然風が吹いて目を閉じた
そして目を開けた時にはもう君はいなくなっていて
風に吹かれた後の落ち葉が君のいた証拠になっていた
…
…
ﾆｬﾝｺ先生「なんだと‐？！
誘った‐？？！」
夏目「ああ、来てくれるって」
ﾆｬﾝｺ先生「何を考えているんだあやつ
人の子が開く宴に出るなど…
昔のあやつからは想像できんな」
昔のことは知らない
ただ今のあの子からは全然悪い感じはしない
でもあのﾜﾝﾋﾟｰｽには何故か見覚えがあった
‐また、お話してくれる？‐
‐暇、だったらな‐
‐…お姉ちゃん‐
‐夏目…なぜ…‐
夏目「うっ、」
ﾆｬﾝｺ先生「夏目？！どうしたのだ！」
酷い頭痛がした
ああ、これは前もあった
なんだろう、この声は
誰かに似ている…
思い出せそう、なんだけど
まぶたが閉じてしまう
薄れゆく意識の中で先生がおれを呼ぶ声が聞こえていた
…
…
‐「楽しそうだねA様」
‐「お前失礼だぞ！
"玉藻前様"だろ？」
‐「だってA様で良いって言ったもんね‐！」
‐「でもよぉ…」
「良いのだ、私が許可したのだから」
‐「「はい、A様！！」」
小さな双子の妖
何の妖だかは知らんが双子なのに性格が似ていないのが特徴だ
私がこの湖に来てから数日、この双子が倒れていた
だから助けた
ただ、それだけだった
楓と颯【ｶｴﾃﾞ】と【ﾊﾔﾃ】
楓が姉で颯が弟。
まあ、颯のほうが楓よりも賢いが
名は私がつけた。
だから…と言うわけではないがものすごく懐かれた
楓「ねえ、A様
なにか良いことあったの？？」
「ああ、明日人の子の開く宴のようなところに誘われたのだ」
颯「なっ、危険だよ
人の子なんて、信じるものじゃない」
「安心しろ
私に何かあるようでは即刻その一帯が焼け野原となるだろう」
「「それなら安心！」」
明日が待ち遠しい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薔薇(プロフ) - すごく面白かったです！更新頑張ってください！待ってます！ (2017年7月25日 13時) (
レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - とても、面白いでした！すごく文章が綺麗です！羨ましい！ (2017年6月4日 23時) (レス) id: 1cf210e7e0 (このIDを非表示/違反報告)
鴉花 - とても、丁寧で読みやすいです！私も夏目友人帳が好きでとてもおもしろいです。どこで、文才の安売りやってるんですかね・・・(´・ω・`) (2015年9月23日 9時) (レス) id: d6e8f5e893 (このIDを非表示/違反報告)
しずく*(プロフ) - 橄欖さん» はやかったですかｗそれに夏目友人帳が大好きなので！ｗ (2015年9月21日 14時) (レス) id: 9ccd6e3527 (このIDを非表示/違反報告)
橄欖(プロフ) - しずく*さん» はやい、ｺﾒﾝﾄがはやい笑おそらく今までで一番早かったです笑文才なんて…（泣）でもありがとうございます！嬉しいです！ (2015年9月21日 13時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：橄欖 x他1人 | 作成日時：2015年9月21日 13時
