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Three. ページ4

〜青side〜

としみつ遅いな。どうしたんだろ。

あ…。6個もかき氷持てるわけないじゃん、なんでひとりに任せたんだろう。

青「俺、としみつの所行ってくるわ」

茶「えぇ?なんで?」

青「1人でかき氷6個も持てないじゃん笑」

橙「ほんとだわ、助けてあげてー」

青「おう、行ってきます」

茶「じゃあ、僕も行く」

青「いいよ、虫さんはゆっくりしてて」

茶「…わかった、早く帰ってきてね?」

青「はーい」

最近虫さんよく話しかけてくるな。

ちょっと仲良くなれて嬉しい。

まぁ、俺が好きなのはとしみつなんだけど。

〜売店前〜

…誰だあいつ。

売店に行くと、知らない男に絡まれてるとしみつがいた。

どういう状況なの?としみつの知り合い?

でもなんか嫌がってない?

うわ、耳元でなにか喋ってるし。

知り合いかもしれないけど、ちょっとイライラしてる。

…あ




腕、掴んだ。

これはもう、行くしかないよな。

青「…なにしてんの?」

モブ1「はい?」

青「すいませんね、そいつ俺の知り合いなんですよ」

モブ1「大丈夫ですよ、自分も知りあいなんで」

青「人間は知り合いにそんな顔しないですよ」

としみつを見ると、これでもかというくらい顔がひきつっている。

モブ1「…俺らが先に話しかけたんだよ!」

モブ2「そうだ!知り合いとか関係ねーんだよ!」

青「…いいから」

青「早く消えてくれませんかね」ニコ

モブ達「ひっ…」

自分でもびっくりするくらい低い声が出た。

モブ1「な、なんだよ…!」

モブ2「おい、もう行こうぜ…」

ダッダッダッ

青「…ふぅ」

青「としみつ、大丈b…」

ギュッ

緑「怖かった…ほんとに怖かった…」

としみつは今にも泣きそうになっていて。

それさえも可愛く見えてしまう俺は重症だな。

青「大丈夫だよ」

緑「ありがとう…」

青「うん、としみつが無事でよかった」

緑「うっ…」

青「な、泣かないでよ」

緑「泣いてねーし…」

必死に泣くのを我慢してるとしみつを見て。

あぁ、守りたいなって。

青「俺が絶対守るから」

緑「ん?なんか言った?」

青「いや、何も言ってない」

青「あ、かき氷持つ」

青「よく落とさずいけたね笑」

緑「手離せなかった笑」

青「半分もつよ」

緑「ありがとー」

あぶない、バレるところだった。

てか、こんな事すると、またとしみつの事好きになっちゃう。









ダメだよ、この気持ちは言わないって決めてるんだ。

Four.→←Two.



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332 - 更新待ってました!また更新楽しみにしておりますね。 (2019年11月13日 4時) (レス) id: de44a98604 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - きょーたろさん» 読んでいただきありがとうございます!間違えてました…ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2019年5月5日 10時) (レス) id: 1763fb1539 (このIDを非表示/違反報告)
きょーたろ - 私得過ぎる!!とても面白い小説でした!!続きがとても楽しみです!これからも執筆頑張ってください!!(もしかしたら、なのですが、サブタイトルに「for」がありますが、多分スペルが違います汗正しくは「four」だと思います!!上から目線で申し訳ないです) (2019年5月5日 10時) (レス) id: d270fb85b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たの | 作成日時:2019年5月3日 12時

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