メンバー ページ6
山田side
今日は雑誌のお仕事
大ちゃんと伊野ちゃんが撮影中でほかは待機
俺は知念とゲームをしている
侑李「ね、涼介。涼介って彼女いるんだよね」
1回戦目は俺の負けで次の準備をしていると知念がそう聞いてきた
涼介「うん、いる」
俺が彼女がいることはメンバーにだけは言ってあるから知ってるけど
今まで話題に上がったことはなかった
侑李「年下なんだよね?」
涼介「うん、9歳下」
裕翔「え、じゃあ、20歳?学生?」
他のことをしていたメンバーもワラワラと寄ってきた
涼介「専門学校に通ってる」
雄也「どんな子?」
涼介「照れ屋で、ドジっ子。1年も付き合ってるのに未だに敬語が抜けないし、苗字で呼ばれてる」
宏太「へー、山田ならすぐに名前で呼んでって言うと思った」
涼介「うん、言った。言っけど……」
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『え?名前?』
涼介「うん。山田くんじゃなくて、涼介って呼んで欲しい」
『……ごめんなさい』
そういうとペコッと頭を下げた
涼介「え!?なんで!」
『……山田くんは、山田くんなので
涼介、いや、涼介くんでもハードルが高い、です』
涼介「じゃあ、少しずつ!ね!」
『……ごめんなさいぃぃい!』
顔を覆ってしまった
その隙間から見える頬は真っ赤に染まっている
涼介「うそぉ、」
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涼介「って、言われました」
裕翔「ハードルが高い、笑」
宏太「そっか、ファンだって言ってたもんな」
涼介「うん。山田くんって言い続けてたから、名前呼びはできないって」
侑李「ファンと付き合うって大変じゃない?」
雄也「確かに。仕事の話とかできないし」
涼介「Aにあう時は一切仕事の話はしない。」
宏太「そうなの?」
涼介「ファンだから、まだ情報解禁もメディアにでてもない事は絶対に聞けない。山田涼介と付き合ってる時点で狡いのに、これ以上の領域には入れないって
ポロッと離しそうになっちゃったらすぐに止めに入ってくれる」
裕翔「めっちゃいい子じゃん。」
涼介「やっと最近になってメンバーの話をするのは許してもらった。」
そう、俺の彼女はとってもしっかりした子なんです
そんなところも惚れたポイントなんだけどね
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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA
作成日時:2022年10月1日 5時