初めてのお説教 (タイトル変えました) ページ35
Aside
学祭が近づいてきて、私たちの学校はバタバタと動いていた
私たちの学年は展示ブースでゲームを出すことに
私はその中でも、細かいプログラムの修正などを担当した
しかし、それが思うの他大変で、期日が近づくにつれ徹夜で作業をすることが増えた
そんな私は、体調を崩してしまった
『ケホケホッ』
お母さんの病院を受診して薬を貰った
担当医のお母さんからしっかり寝て疲れを取るように言われた。
けど、まだ終わってないことが山ほどあって家に帰っても作業を続けた
しかし、その2日後には高熱を出してダウンしてしまった
『ハァハァ……ゴホゴホ』
母「だから休みなさいった言ったでしょ」
私の脇に挟んだ体温計を取ってそういった
母「39.0℃………。いい、今日は大人しく寝てるのよ?
2日たっても熱が下がらなかったら病院で点滴だからね」
お母さんにそう言われて、いつもなら点滴は嫌だって言い返すのに
熱のせいかぼーっとして言い返せなかった
お母さんはあの後仕事があるため私に薬を飲ませて家を出た
今日は夜に帰るから大人しくしているようにと2回目の釘をさして
『うぅ〜………あ、涼介くんに、連絡しなきゃ、』
枕元にあるスマホを手に取り震える手でライン打って送信する
送られたことを確認する前に私は力なく枕に顔を埋めた
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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA
作成日時:2022年10月1日 5時