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Aside


全部の授業が終わり荷物をまとめていると
後ろから仲のいい友達が近づいてきた


桜「ねー!JUMPのツアー決まったね!!絶対行くよね!」


この子は妃 桜
高校から今までずっと一緒の親友
同じJUMP担で有岡推し
彼女は私が山田涼介と付き合ってることは知らない
いや、絶対に言えない


『うん、もちろん。またバイト増やすよ』

桜「だよね。はぁー、最近大ちゃんが不足してたからこれでまた補充できる……。ね!今日はどこ通ってこうよ!
推しの話しよ〜」


『うーん、今日はダメなんだ。お家にお客さんが来るから早く帰らなきゃ』

桜「えぇー……じゃあ、明日のお昼休みね!」

『うん!』


桜と話しながら駅に向かい
途中で桜と別れて乗り換える
20分ほど揺られてお家に到着


私の家はお母さんが看護師
お父さんはお医者さんと2人とも医療関係者
姉も1人いるが、姉は子供が1人いるため専業主婦で別暮し

私とお父さんお母さんはタワーマンションの最上階に暮らしている

セキュリティ面がしっかりしているおかけで家に着くまでに3回鍵を通さなきゃいけないのが面倒である



ガチャ

『ただいま……』



家に帰るとまだ誰も帰っていなくて部屋は真っ暗
手を洗ってからスマホを見ると1件のメッセージ
それはお母さんからで
担当の患者さんが急変したから帰れない
お父さんも今日は泊まりになったと連絡が来ていた



『……了解、っと』



お母さんとお父さんは昔から忙しくて
私は小さい頃から姉と2人ということも結構あった
けど、姉とは10歳離れていて喧嘩ばかり
今では喧嘩はないけれど意見が合わないことも


そんな寂しさからなのか
Hey!Say!JUMPの山田涼介と言う存在は私の光だった
山田涼介のことを考えている間は1人でも平気だったし何より楽しかった


それが今では私の彼氏
信じれないけど、それが現実



ピンポーン

あぁ、来た
モニターで確認してオートロックを解除
今度は家のインターホンがなったため玄関へ



『い、いらっしゃい』

涼介「お邪魔します」



変装はしてるものの
彼が溢れ出るオーラは消えず
すぐに山田涼介だとわかる



家に招き入れると彼は真っ先に手を洗いに行った
この家には何回も来ているから家のかってはわかっている


先にリビングに戻り飲み物を用意する
するとすぐに彼はリビングに入ってくる
マスクとサングラスを外し変装をとった彼は私の方へ来るとぎゅっと抱きしめた

〇→←〇



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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA  
作成日時:2022年10月1日 5時

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