ヲタク女子の恋愛事情

〇 ページ27

Aside

りょうすけ

りょうすけ今日はハンバーグがいいな
あと、敬語使ったからお仕置ね



メッセージもダメなんですか……
そんなこと言ってたら私一日になんかキスされちゃうの…？

昨日、無理やりこじつけられた約束は断る間もなく
ご覧の通り、実行されてしまっている
さて。私の心臓は持つのでしょうか……










ｶﾞﾁｬ

『おかえりなさい』

涼介「ただいま」

帰宅した山田くんから帽子とサングラス、鞄を受けってリビングへ
手を洗った山田くんもすぐにリビングへ入ってきた

『山田くん、ご飯にしますか？それとも、』

涼介「A」

『！！』

涼介「忘れてるでしょ」

名前を呼ばれてキッチンへ向かっていた足を止めて後ろを振り返ると


ちゅうっとまるで私の唇を食べるようなキスをした
そのあと、1度離れたけどまた唇が重なって
今度はくちゅっと私の唇を割って舌が入ってきた

その行為た驚いて胸板を軽く叩いたけど離れてはくれなくて


何度も熱いキスを交わす
こんなの初めてで、うっすらと目を開けて山田くんを見ると山田くんも目を開けていて


目が合った瞬間恥ずかしくて
うっすらと涙が出た


そんな私を見てやっと山田くんは唇を離してくれた

涼介「かぁーわい」


真っ赤になった頬を優しく撫でた


『っ、1回だけじゃ……』

涼介「ん？誰が1回なんて言った？」


俺の満足がいくまでに決まってるでしょ？
”お仕置”なんだから


と、綺麗な顔で微笑んだ



















その後はしばらくかかったけど何とか変えることはできたけど、涼介くん(君付けで許して貰った)のお仕置でトロトロに溶かされたのは言うまでもない

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