ヲタク女子の恋愛事情 (ページ22)

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Aside

女の子の日は特別な日
私が、山田くんに素直に甘えることができる日

そして、その甘えるという行為が今始まった

涼介「どうしたの？」

料理をする手を止めて私の方を向いてくれた
顔を見られたくなくて涼介くんの胸に顔を埋める

そんな私を見て頭をポンポンと叩いた

涼介「甘えたですか？」

『……ダメですか……？』

顔を埋めたままそう言うと
涼介くんは小さく笑って

涼介「ダメじゃないよ？いつも甘えてくれないからめっちゃ嬉しい」

涼介くんは私を抱き上げてソファへ座らせた

涼介「もう少しで終わるから待ってて？」

もう、ビューンって終わらせるから！ね？
って首を傾げた

私はそれに頷いて大人しくソファで待つことに

涼介くんは本当にビューンって感じですぐに終わらせてくれた

ソファに腰掛けて私を抱き寄せた

涼介「辛いよね。……俺にもその痛みが分かればいいのに…」

『しょうがないよ……』

この痛みは女の子にしか分からない
男の人には絶対に理解できない

涼介「だから、俺は俺にできることをする。
痛みを分かってあげることも代わってあげることもできないけど、それが少しでも和らぐように頑張る

だから、Aちゃんは何も考えずに甘えてきて？」

涼介くんの優しい言葉は私の弱った心にはグッときて
涙がポロポロと零れる

『うんっ、いっぱい、甘えるね』

涼介「……やばい、めっちゃ可愛い」

『へ？』

涼介「その笑顔、可愛い。ね、ちゅーしていい？」

『……うん、いいよ』

私も、ちゅーしてほしい
手を握って涼介くんを見る
すると、涼介くんは私に甘いキスを落とす

やさしくて甘いキス
涼介くんがくれる愛情がいっぱい伝わってくる

普段、甘えることが出来ないから
こんな時にしか甘えられないけど
今だけはたくさん甘えるね

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3話あげるって言ったけど2話になっちゃった、
すまん……

甘えたになると、敬語も苗字呼びも無くなるの、可愛いでしょ？♡(気づいてました？笑)