芸能界から消えたあの子はあの人の妹 2

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里帆side


里帆「そんなこと……！それに、私はジャニーズに興味がないんですよ？」


女3そんなのわからないじゃない。口だけってやつ？」


女2「そうだ。貴方も協力してよ」


2人目の女性がメイクを直しながらそういった


里帆「はい……？？」


女3「貴方、ゆうかのマネージャーでしょ。何時にこの場所で撮影とかさ。分かるでしょ？」


里帆「そんなこと協力する分けないでしょ！？」


女3「なんで？アンタも実際はウザイと思ってるんじゃない？」


里帆「は……？私はゆうかさんのことを尊敬して…！！」


女2「尊敬……？あははは！まじ笑えるんですけど。」


里帆「っ、」


女3「アンタも疲れてるんじゃないの？紅一点のマネージャーなんかについてほぼ休みなんかなしに仕事して。なのに給料は変わらない」


確かに、ほぼ休みやなく仕事をしていた


休みの日があっても家に帰って資料整理


そんな日常に疲れは出ていた


女2「そんな気持ちをさ、アイツにぶつけてみたら？そしたら少しはスッキリするよ？」


里帆「……」


女2「まぁ、いい返事期待してるよ。あ、このことは絶対秘密で。秘密にしないと何するか分からないよ？」


高笑いをしながら女子トイレを後にしていった3人


ずっと喋っていなかった1人の女性が


女１「ごめんなさい」


と、小声で言って通り過ぎていった


きっとあの子は最初こそは嫌いだと思っていても
後々、自分のやっている事は酷いことだと気づいたのだろう


だけど、もう既に遅くて


あの中からは出れなくなっていたんだ


私と同じようにおどされて

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