感情爆発 ページ38
涼介side
涼介「ただいま〜」
……あれ?
涼介「ただいまー!」
……
涼介「A〜、ただいま」
………あれぇ〜?
いつもなら玄関でおかえりって可愛い笑顔を見せてくれるのに
靴を脱いでリビングの扉を開ける
『………』
そこにはテレビの目の前を陣取って真顔でMASTERPIECEのPVを見るAが
そっか、今日の9時から公開か
俺が帰ってきたことにも気付かずないほどテレビに食いついてるAは珍しい
あれが、ヲタク全開のAの姿なのかって1人で納得して
ソファに腰かけた
それから数分
動画が終わってはまた再生するを繰り返すこと数十回
やっと満足が言ったのか、テレビを消したかと思うと横に倒れ込んで足をパタパタ
涼介「ふはっ、なにしてんの笑」
その姿が面白くてつい笑ってしまった
『………え?え、いつ帰って、え?』
ばっとすごい勢いで起き上がったAは驚きすぎてこれでもかってぐらい目を見開いてる
涼介「結構前に帰ってきてたし、おかえりって行ったよ」
『ごめん!気づかなくて……。って、じゃなくて!もっと早く話しかけてよ!!恥ずかしいじゃん!』
顔を頭から湯気が出てるんじゃないかと思うくらい顔が真っ赤になっている
涼介「ごめん。でも、なんか真剣だったから話しかけられなかった」
『………だって、涼介くんのビジュがよすぎて……。私、鼻血出てないよね?大丈夫?』
涼介「ははっ、うん、大丈夫、笑」
めっちゃ失礼だけど、大爆笑してしまった
『はぁー、好き。明日は、B一くんが見れるんでしょ?大丈夫かな、私、木曜日学校行ける?生きてないかも……』
涼介「死因は?」
『山田涼介のビジュにやられたから』
涼介「なんだそれっ、もう、やめて、笑いがっ、笑」
頭の中がショートしてるAが面白すぎてほんとにお腹はち切れるかと思った←
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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA
作成日時:2022年11月7日 1時