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膝枕 ページ35

Aside








夜、寝る準備を済ませてリビングでテレビを見ているとお風呂から上がって髪を乾かしたホカホカの状態の涼介くんがソファに座る私の横に腰を下ろした





と、思ったら私の膝の上に頭を置いた
まぁ、あれですね、膝枕






涼介「はぁ、落ち着く」



『くすぐったいよ』



涼介「足出してるのがいけない」





涼介くんの髪が太ももに当たって少しくすぐったい






涼介「細すぎず、太すぎず……。ちょうどいい」



『変態』



涼介「男はみんなこんなもんだろ」






下から見られるのは何だか恥ずかしいけど
涼介くんをこの角度から見るのは少し新鮮




お風呂上がりでふわふわの頭を撫でてあげると嬉しそうで
わんちゃんみたいだなって微笑ましく思う





涼介「このまま寝れる」




『ちゃんとベットで寝てください』




涼介「一緒に寝ていい?」




『最近、自分のお家に帰らないね』




涼介「あそこはもう、ゲーム専用の家になりつつある」




『高いお金払ってるのに勿体ないよ』




涼介「だって、Aといたいんだもん」





もんって……
可愛いなぁ





『寝る時も一緒にいたいの?』



涼介「いたい。」




即答ですか




涼介「Aはいたくない?」




『朝起きた時に隣に涼介くんがいるのなれないから、たまにでいいかな』




涼介「じゃあ、慣れるために一緒に寝よう。」




『……それ、涼介くんが一緒に寝たいって気持ちの方が大きいでしょ』




涼介「バレた?まぁ、いいじゃん。ほら、寝よ」






そう言うと、起き上がって私の手を取って私の部屋へ向かった
こういう時の涼介くんって行動早いし、なんかワクワクしてるよなって思いましたとさ

幼馴染→←〇



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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA  
作成日時:2022年11月7日 1時

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