ヲタク女子の恋愛事情 3 (ページ17)

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Aside

あの日から２日後
起き上がっても痛みを感じなくなってきてやっと退院が出来るとの事

お母さんが迎えに来てくれて家にかえったのはいいけど
腰を屈めたり、歩いたりするのはまだ少し痛いからソファに座ってぼーっと過ごす

あ、あとね、気づくの遅くなったけど、右手首も捻ってたみたいで、今左手でスプーン使うんだけどね
すっっごく使いにくい

母「ご飯、どうする？お粥とかの方がいい？」

『えぇー、パスタがいいなぁ』

母「フォーク使えるの？」

『…………頑張る』

母「まぁ、食べれないようなら涼介くんに食べさせてもらいなさい」

お母さんはにやけながらそんなことを言ってきた

『いや、無理、恥ずかしい………』

涼介「えぇー、俺はあーんしてあげたいなぁ」

『うわ！？』

急に後ろから話しかけられてビクッと肩が上がった

母「おかえりなさい」

涼介「ただいまです」

びっくりして心臓がドキドキ言ってる私を他所に
涼介くんは手を洗ってからお母さんとキッチンで料理をし始めた