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ページ7

涼介side





『涼介くん、ポップコーン、あれがいい』



涼介「ん、キャラメルね」



袖を引っ張られてついて行くとキャラメル味のワゴン




キャスト「こんにちわー!レギュラーサイズで大丈夫ですか?」



『はい』



キャスト「一緒にバケットもどうですか?」




キャストさんが向ける視線の先にはラプンツェルのバケットが




『………』



クイクイっと袖を引っ張られた
欲しいってことですか?なんですかその行動。可愛い←




涼介「ください」




キャスト「はーい!」




お家計をしてポップコーンが入ったバケットをキャストさんが彼女に渡した




キャスト「ディズニーで楽しいひと時を過ごしてくださいね!行ってらっしゃい!」




見送ってくれたキャストさんに軽く会釈をする
彼女の方を見るとバケットを首からかけてすでにポップコーン食べ始めている





『美味しい!涼介くんも食べる?』



蓋を開けたバケットを開けて俺に向ける




涼介「貰おうかな」




俺は開けてくれたバケットじゃなくて
Aが右手に持っていたポップコーンをパクリ




『……!』



涼介「ん、うま」



『もう!開けておいたでしょ!?』



涼介「いいじゃん。Aの持ってる方が美味しそうだったんだもん」



『味はみんな同じですぅー!』




バカップルがやりそうなやり取りをしつつ、バズの乗り物へ





『涼介くん!勝負!』



涼介「お、いいよ?じゃあ、負けた人は勝った人の言うことを聞く!」



『いいよ?涼介くんには負けない!』



涼介「俺も負けない」



















『勝ったー!!』




涼介「………」




自信たっぷりで挑んだけど、結果は俺の負け




『じゃあー、あれ乗りに行こ!』



涼介「………」




Aが指さすのは水が弾けるあのアトラクション




涼介「え、やだ」



ゆっくり後ずさる俺の手を逃がさないというようにぎゅっと握った





『負けた人はー?』



涼介「………お土産を全額支給」



『違うでしょ』




ぷくっとほっぺを膨らますA




涼介「ね、絶叫系はやめようよ。それ以外」




Aのほっぺの空気をぷすっと抜く




『………じゃあ、あれ』




涼介「……スペースマウンテンも変わんないから」




『変わる!落ちないもん。それに、真っ暗でしょ!』

〇→←〇



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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA  
作成日時:2022年11月7日 1時

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