ヲタク女子の恋愛事情 2 (ページ8)

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涼介side

俺とAはソファに座って
男は慣れた手つきでキッチンから飲み物を持ってきた

？「じゃあ、自己紹介するわ。
俺は姫城伊織。29歳。Aのいとこ」

涼介「………え？」

伊織「いとこです」

涼介「…………」

隣に座るAを見ると目に涙をためて俺を睨みつけていた

『ううっ、、涼介くんのばかぁ…！！泣』

涼介「ごめん！！謝って許される問題じゃないかもたけど、ほんとにごめん！」

『いやっ、嫌い！泣』

涼介「っ、、」

近くなあったクッションを掴むと俺に投げつけた
そして、走って部屋に行ってしまった

伊織「ははっ、嫌われてるし」

涼介「………」

こいつの笑い方は腹が立つ

伊織「あんなに笑顔振りまいてるアイドルが、彼女の前だとただの男なんだな」

涼介「彼女の前でアイドルでいられるわけが無い。俺は、ありのままの俺を彼女に知って欲しいから」

伊織「へぇー………じゃあ、さっきのがあんたの本性ってことだ。気に食わないことがあったら彼女を責めて泣かして。はっ、それが彼氏とかAは可哀想だな」

涼介「………」

伊織「余裕のない男は捨てられるぞ〜。」

そう言って伊織と名乗った男は出て行った
俺は伊織に言われた言葉が頭から離れなくてしばらくはソファに座ったまま動けなかったけど
早く仲直りがしたくてAの部屋に向かった