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桃の松が48人* ページ4
目は開けられないけど、声からして多分A松兄さんだと思う。
来てくれたんだ……でも、どうして分かったの?
「あぁ?……お前は七つ子の、」
『4男で灰色のA松だ。
覚えておけ、クソ野郎共!!』
うん、やっぱり喧嘩腰のA松兄さんだ。
意識があまり無いから分かんないけど、僕の口角は上がっている
バキッゴキッと休むことの無く、骨が次々と折れる音
あまり聞きたくない音だな、と他人事に思ってしまう
『…………トド松、終わった。』
ボォーと寝転がっていると、座り直してくれて頭を撫でてくれた
てか、兄さん喧嘩得意なの?初耳なんだけど?
「……うふぇ、兄さぁぁーん!!」
『おわっ……!』
少し見えない視界の先で兄さんに抱きつくと、トントンと優しく背中を撫でてくれた
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A0I - 凄く面白かったです!頑張ってください (2018年8月1日 20時) (レス) id: f8520aa298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡*翠 | 作成日時:2017年8月31日 21時