緑の松が11人* ページ13
落ち着きを取り戻せないまま、A松に連れられて居間に行く
いつの間にか入れてあったコップの一杯の水を飲み干しながら、彼が口を開いた
『……チョロ松も、見えるんだ』
何がと言おうとしたが、彼の肩に手を置く僕達と同じ歳くらいの体が透明の男の子を見て黙って頷いた
『心配しないで。この子は悪さ、しないよ』
A松が幽霊の男の子に微笑むと、男の子もまた笑った
『この子名前、リクトって__』
「あ、あのさっ!!
どうやって、倒した?……貞子みたいな奴を」
どうしても聞きたくて聞けなかった事を口に出した
A松は考える素振りをすると、すぐにまた何かを思い出したかのように頷いた
『多分、これだよ』
パジャマの袖で隠れていた左手首を見せた
左手首には灰色の石のブレスレットが付けられていた
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桜並木(プロフ) - 37ページ目のーーの間のセリフはー俺があいつで俺たちが俺ーではないでしょうか?俺たちが俺で俺たちが俺って二回言っちゃってます。 (2019年9月17日 18時) (レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
茜月 - 8ページ目の「引かれた」は「引かれた」じゃなくて『轢かれた』ですよっ! (2018年4月21日 14時) (レス) id: 55c6bf7b1a (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 黒コマ先生さん» 作者の翡*翠です。そう思われて本当に良かったです!コメントありがとうございます!! (2017年8月15日 21時) (レス) id: 6634e42eff (このIDを非表示/違反報告)
黒コマ先生 - いいお話で良かったです!泣きそうになりました( ´ A ` 。 ) グ ス ン楽しみにしています!(*^▽^*) (2017年8月15日 6時) (レス) id: 84aaed6e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡*翠 | 作成日時:2017年4月1日 21時