E組の堕天使【暗殺教室】 (ページ5)

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1話抗議の時間ページ5

3年E組の生徒リストに幼馴染の名前があることに私はひどく動揺した

つい2ヶ月前まで同じ校舎だったはずなのに

陽斗がとても遠くに行ってしまった気がした

そんな感傷に浸っていると

ガラッ

教室のドアが開く音がした

『学秀...』

学「こんな所で何をしているんだい？」

『ちょっと...ね。あなたこそ何しに来たの』

「次の集会の書類を取りに来たんだ」

『そっか』

学秀は私よりも頭がいいし生徒や教師の信頼も厚い

それに私と違って無駄なことに時間を費やしたりしない

『ねぇ学秀』

「何だい？」

『あなたはE組についてどう思う？』

「ﾌｯ今のは愚問だなぁ。そういう君はどう思っているんだ？」

『私はこんな制度間違ってると思う。成績だけで生徒を選別するなんて...』

「ハハハハハハハハッ」

そう言うと学秀は急に笑いだした

『なにがおかしいのよ』

「君がこの学校についてどう思おうがそれは僕には知ったことではない。しかし理事長がそんなことを聞けば君には心底失望するだろうね」

『ちょっと！今の言い方...』

「それにお人好しの君にこの学校は変えられないさ」

悔しかった

このおかしな学校にも何も出来ない自分にも腹が立った

私はこれからも一生学校の言いなりなの？