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カルマの時間ー過去編2ー ページ33
それから廊下でちょくちょく会った時は
『また制服乱れてる！ちゃんと着てって何回言ったら分かるの？先生に言うわよ？』
「へぇじゃあ言っていいんだぁ？中1でキャラ物の...」
『うるさい！』
私は彼の言葉を遮る
赤羽業はこの学年で1・2を争う問題児として有名でそれは別のクラスの私の耳にも入っていた
そんな奴に弱みを握られるなんて...
私はこの状況をなんとか打破すべく、彼に
『赤羽業！次のテスト、私と勝負しなさい！』
「んー？勝負？」
『私が勝ったら制服をちゃんと着る、あと私がキャラ物履いてること黙ってて』
「いいけどさー、俺が勝ったらなんかくれんの？」
『そしたら私、もうあなたに対して何も言わないであげる』
「へぇその勝負、乗ったよ」
それからアイツとの勝負が始まった
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作者名：結咲 | 作成日時：2018年12月28日 23時
