E組の堕天使【暗殺教室】 (ページ24)

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殺「それでは先生、これから北海道に行って海鮮を食べてきます」

あの後、結局陽斗とは何もなくて、ただただ虚しい時間が過ぎていくだけだった

矢「あ！雨野さん！これから女子と駅前のケーキバイキング行くんだけど、どう？」

放課後、帰る支度をしていると私は矢田さんにケーキバイキングに誘われた

『えっ？ケーキ！？』

"ケーキ"という単語に甘党の血が騒ぐ

中「おっ、いーねそれ」

倉「うんうん！私も雨野さんともっと喋ってみたい！」

矢田さんに続いて中村さん、倉橋さんも続く

茅「私も行きたーい！」

磯「お、ケーキか！いいな！」

杉「俺らも混ぜてよ！」

そしていつの間にか話がとても盛りあがってクラスの全員で行くことになっていた

そうだ...私は勉強以外の事はしないって決めたんだった

『ごめん、誘ってくれて悪いんだけど私はいいや』

茅「ええ！雨野さん行かないの？」

『ごめんね、あなた達みたいに暇じゃないの』

茅「あ、待ってよ！」

私は足早に教室を出ようとする

陽「おい、その言い方はねぇんじゃねーの？」

確かにキツく言いすぎたかも

でもここまで来て自分の考えを曲げるわけにはいかないから

『私に干渉しないで！』

思わず大声で叫んでしまった

それにクラスの全員が反応する

もう、ここにはいられない

そう思った私は教室を飛び出してしまった

渚「あっ！待って！雨野さん！」

もう私の学校生活もここまでだ

そう確信した