＊玲於の誕生日＊ ページ38
今日は玲於の誕生日だよっ！！
この日のためにちゃんとプレゼント用意してあるんだ〜♪♪
玲於って色んなアクセとか服とか持ってるから
何がいいのか分からなくてメンさんと先週の日曜日に選んだの。
あ『玲於、早く帰ってこないかな〜』
二人のツーショットが写っている画面を撫でながら待っていると、ドアが開く音がした。
玲於「ただいま〜」
あ『玲於！おかえりなさい！』
玲於「ん、ただいま」
リビングでハグしあってからチュッとキスをする。
玲於は帽子を壁に掛けると、「おいで？」と
両腕を広げた。
玲於「ん…いい子」
ぽんぽん。と優しく私の頭をなでてくれる。
私、玲於のこと好きすぎだな。笑
スマホの時計を見るとあと1分で夜中の12時。
あ『玲於』
玲於「ん？」
あ「このままでいいから聞いてほしいの」
玲於「どーしたの急に」
あ『良いから。笑』
スーッと息を吸って吐く。
よし、大丈夫。
あ『玲於。私のこと好きになってくれてありがとう。
時々、塩になったり砂糖になったりするけど
そんな所も含めて大好き。
これからも迷惑かけちゃう時もあるかも
しれないし、たくさんケンカもするかもしれない。
でも、私にとって大切なのは玲於だから。
玲於、生まれてきてくれてありがとう。』
言い終えて、全身の力が抜けていくのを感じる。
息継ぎしないままズバーって言ったから
息切れが…笑
玲於「A…。……そっか、今日俺の誕生日か」
あ『そうだよ。誕生日おめでとう。玲於』
玲於「ありがとう。Aから祝ってくれるなんて思わなかったからすげー嬉しいわ」
あ『あっ、あのね。これ……』
私が取り出したのは玲於カラーの緑の袋に
ピンクの紐で結ばれたプレゼント袋。
玲於「うわ、すげぇ…。……開けていい？」
嬉しそうな顔をする玲於。
可愛い。笑
玲於が取り出したのはピアス。
あ、一応、被らないように玲於の
ピアスコレクションみてから買ったよ？
被るの嫌じゃん。笑
玲於「あ、これ俺がオークションで欲しいって
言ってたヤツじゃん。
もしかして、Aが？」
あ『うん』
玲於「まじで嬉しい……っ！」
「ありがと」って言いながら私の頬にキスをする。
何だか今日は二人にとって誕生日になったみたいです。
.
終わり
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玲実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！名前の変更了解です。これから更新して行く予定なのでよろしくお願いします！ (2018年1月8日 11時) (
レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんの兄コマの小説をニカ姫で見てました名前変えたのでよろしくですこっちの作品も見させてもらいました最高です (2018年1月8日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月25日 17時
