＊その4＊ ページ37
玲於side
すーすー。と眠ってるA。
寝たら起きないんだよなー。
俺はAの耳元に口を近づけて
フーって息を吹きかけてみる。
あ『んっ……』
ぴくっと身体が反応した後、小さく身を縮ませる。
何、今の？笑
すっげー可愛いんだけど。笑
玲於「ふっ……早く起きないと襲っちゃうぞ？」
そう、耳元で囁くと閉じていた瞼が開いた。
あ『ん……れお……？』
玲於「おはよ。よく寝てたな」
あ『あれ……私…』
玲於「酔っ払って、亜嵐くん家まで運んだの。
そろそろ帰るぞ。明日も仕事だろ」
そう言うとAは、ぼーっとしながらも
帰る支度をし出した。
あ『…私そんなに酔ってた？』
玲於「うん。気持ち悪くない？大丈夫？」
ううん、大丈夫。ってふにゃっとした笑顔を浮かべるA。
玲於「……帰ろっか」
Aはこくりと頷いて俺の服の裾を引っ張る。
あ『ん……』
と、突然、Aの足がふらついた。
玲於「あっ…おいっ……」
慌てて背中と腰に手を回す。
Aがふらつくってことは相当だな。
玲於「大丈夫か？」
『大丈夫〜』って言いながら俺の肩を掴んだ。
いや、大丈夫じゃないでしょ。
目は虚ろだし、ほっぺも赤い。
…早く連れて帰ろ。
お風呂に入ってる亜嵐くんに、帰るねって言うと
「気をつけてな〜」って言ってくれた。
明日はAが二日酔いになりそうな予感←
.
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玲実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！名前の変更了解です。これから更新して行く予定なのでよろしくお願いします！ (2018年1月8日 11時) (
レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんの兄コマの小説をニカ姫で見てました名前変えたのでよろしくですこっちの作品も見させてもらいました最高です (2018年1月8日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月25日 17時
