＊女の子の日＊ ページ18
亜嵐side
今日、ダンスの練習なんだよねー
毎日暑すぎ。笑
亜嵐「みんなー！おはよー……!?」
楽屋に行ってまず目にしたのはうずくまってるAの姿。
亜嵐「ど、ど、どうしたA！？」
あ『んん……っ……いった……』
亜嵐「どっか痛い？」
そう聞くとAはこくんと頷いてるから
とりあえずカバンを置いてAを仰向けにする。
あ『はっ……横向きのっ……方がいい…っ……』
玲於「あ、亜嵐くん」
と、彼氏登場。ってそんな場合じゃない！
亜嵐「玲於！Aが！」
玲於「Aどうした？お腹痛いか？」
あ『ふっ……れっ…お……いひゃ……い…』
玲於「熱は？」
玲於は手のひらをAのおでこに当てる。
玲於「めっちゃ熱いじゃん……身体中痛い？」
あ『ちがっ……お腹……っ…』
亜嵐「お腹？」
玲於「……あ、分かった」
玲於はAのカバンの中から何かを取り出した。
玲於「A起きれる？」
そう言ってAを抱き起こす。
あ『いっ……！』
亜嵐「え、お腹ってまさか……」
玲於「月に一回くるやつだな」
亜嵐「Aダンスどうすんの？」
玲於「無理だろ。立ち上がるのもやっとみたいだし。
ほら、飲め」
玲於は白い錠剤を2つ取り出してAに渡す。
と、そこに龍友くんがやって来る。
龍友「おはよー……ってうぉお！？
Aどうしたん!?」
玲於「うるさい。黙って」
何や何やー？と言いながらAの顔を覗き込む。
龍友「あ、その箱……アレやん。
てことは何？Aアレの日？」
玲於「Aまだ痛い？」
あ『だ、だいぶ……良くなった…けど……。
腰が……』
玲於「腰？」
玲於はソファーに横たわっているAの腰をさすってあげてる。
玲於曰くこうすれば少しは痛みが減るとの事。
玲於「どう？」
あ『ありがとう。ねぇ玲於……』
玲於「ん？」
あ『トイレ……行きたい…』
玲於「ん、分かった」
いつもは文句を言う玲於がAをお姫様抱っこする。
やっぱ玲於でもAの事になると心配
するんだな…。
あ『あ、待って玲於』
Aはそう言って空色のポーチをカバンから取り出す。
玲於「取れた？行くよ？」
あ『うん……』
Aも大変なんだなってつくづく朝から思った亜嵐でした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！名前の変更了解です。これから更新して行く予定なのでよろしくお願いします！ (2018年1月8日 11時) (
レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんの兄コマの小説をニカ姫で見てました名前変えたのでよろしくですこっちの作品も見させてもらいました最高です (2018年1月8日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月25日 17時
