＊7＊ ページ7
翌朝、学校に行くと人だかりが出来ていた。
はるか「何だ…？」
はるかは私にカバンを持たせると人混みの中を掻き分けていく。
「はるかさん！？」
どこからか男子生徒の声が聞こえてくる。
はるか「おい、俺の妹に何か用か？」
？「え？俺はAちゃんに用があるんだよ？」
聞き覚えのある声…。もしかして？
あ『ち、千秋くん！』
私の声に気づいたはるかが振り向くと
千秋くんの姿があった。
何でここに千秋くんが…？
千秋くんはニコニコしながら私の元まで走ってくる。
千秋「良かった。校門前にいればAちゃんに会えると思ってたんだ」
あ『あ、あの…』
戸惑う私に、千秋くんはそっと私の耳元で囁いた。
千秋「……動物園の日にち、土曜日で良い？」
あまりの事に声が出ず、ただこくりと頷くのみ。
だが、それを許さないとでも言うように
千秋くんの方を押しのける人物がいた。
はるか「Aに手をだすんじゃねぇ」
はるかだ。
あ『はるか！失礼でしょ！』
はるか「Aは黙ってろ」
なっ……！なんてこと言うの…！？
睨むはるかに対して、千秋くんは爽やかな顔で
はるかを見つめていた。
千秋「昨日僕の愛犬を助けてくれたんだ。
そのお礼に動物園に連れていくだけだよ？」
あ『はるか。千秋くんが言ってる事は本当のことだよ』
はるか「……分かった。ただし、手は出すな」
千秋「うん」
と言うと千秋くんは「じゃ、またね」と行ってしまった。
千秋くんがどこかへ行くと同時に人だかりが消えた。
あ『もう〜はるかも大人気ないよ』
はるか「んなのどうでもいいだろ。行くぞ」
私から自分のカバンを奪い取り、校舎の中へ入っていった。
一人残された私はふぅ…とため息を付いたのだった。
そして休み時間。
私はお昼を買おうと売店に向かっていた。
すると、売店の会計に並ぶせとかを見つける。
ウキウキ気分でいるせとかを流し目で見ながら
私は昼食を買ったのだった。
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
