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音楽を聴いていると

突然肩を叩かれた。


あ『もー何よ……って、はるか? 』


その時のはるかの表情は疑問と迷いが混じっていた。


あ『……どうか…した……?』


はるか「………転校するって本当なのか?」



あ『………は?』



どうして……何ではるかがそれを……?



一番知られたくなかった相手に知られてしまった。



あ『………何のこと?』


はるか「せとかから聞いたんだよ。


先公が転校手続きの書類を書いてるのを

他の奴らが見たって」






あ『……あぁ…』



そっか。そういう事か。



私は深呼吸をして手にしていた音楽プレイヤーを

スカートのポケットに入れた。


そして片耳だけイヤホンを外す。



あ『………はるか。


私達は一緒にいちゃダメなの』



はるか「……どういうことだよ」



あ『………私も、はるかも


いい加減に大人になろう?』



私なりの精一杯の嘘を



精一杯の優しさを



はるかに捧げる。



私だって、本当は離れたくない。



ずっと一緒にいたい。



だけど、それじゃダメなんだよ。





はるかはしばらく俯いてて、


きゅっと唇を噛んでから


私を見た。




はるか「……俺から離れんな。


……頼む……」




そう言ってはるかは強く私を抱きしめた。



はるかの肩が少しだけ震えているのが分かる。



泣いてるんだ。



こんな……いい子じゃない私のことで。



あ『……はるか、いい子だから泣き止んで?』



はるか「俺……っ……Aと……離れたくない……っ!」









そんなこと言われたら……









余計離れられなくなるじゃない───。

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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか? 早く続きが見たいです! (2019年10月24日 16時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます!直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) *47*のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか? 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか? (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園(せいおうがくえん)と読みます! (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玲実 | 作成日時:2017年7月8日 9時

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