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プチ旅行が終わってから１週間。
私はお母さんに頼まれて部屋の掃除をしていた。
お母さんの仕事のこともあって机の上には大量の資料が置いてある。
あ『お母さん何でこう散らかすかなー。
結局私がやるハメになるんだから……』
ブツブツ言いながら机の上を片付けていく。
あ『もー大事な資料ならちゃんと管理しな
きゃ……』
机の上を片付け終えると私は外で洗濯物を干しているお母さんの元へ行った。
あ『お母さーん？』
母「あらA。終わったの？」
あ『机の上は終わったよ？』
私がそう言うとお母さんの口端が上がる。
あ、お母さん良からぬこと考えてるな？
母「じゃあそうねぇ……本棚の整理もお願い出来る？」
はい、来たー。
分かってたよそんなのは。
私は微笑みながら了承の意を伝えると
また部屋へ戻った。
本棚の本を取ろうと手を伸ばす。
すると、
グラッ……
いきなり目眩がして本に手を掛けると
ドサドサと本が私の方に落ちてきた。
その中で黒いファイルのような物に何かが
挟まっていた。
私はそれを手に取る。
あ『んーこれは……？』
私が手に取ったのは賞状のような物。
あ『養子縁組届受理証明書……？』
よく見てみるとそこには私の名前が書かれていた。
しかも、そこには日付も書いてあって。
平成……○○年って、私が生まれた年じゃん…。
え、てことは何。
私………
お母さんとお父さんの本当の子じゃないって
こと…？
たくさんの疑問が頭の中を駆け巡る。
これ、お母さんに言うべき？
いやいや、まだ分からないし。
あれこれと考えているとコンコン。とノックの音がした。
私は慌てて本の隙間に紙を入れる。
あ『はーい！』
ガチャリと扉が開く音がしてお母さんが入って
きた。
母「ちょっとお母さんこれから出かけてくるから。
後のことよろしくね？」
あ『あ、うん！行ってらっしゃい』
うん。とお母さんは笑って出かける準備をして
家を出ていった。
1人残された私はさっきの紙を見る。
あ『……養子…か』
私の心の中で少しずつ疑惑と哀しみが混じっていったのだった。
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
