＊19＊ ページ19
−お昼休み−
せとか「A姉！」
いきなり教室に入ってきたせとか。
あ『せとか。どうしたの？』
せとか「高嶺さんに聞いた？」
あ『うん。OKだって』
やったぁっ！と小さくガッツポーズをする
せとか。
可愛いな。うん。
お昼食べる？と聞くとキラキラとした瞳で見つめてくる。
私たちは見晴らしのいい中庭で食べることになった。
せとか「A姉とお昼だ〜♪」
鼻歌を歌っているせとかを見て、私は思わず
吹き出してしまう。
せとか「？どうかした？A姉」
あ『ふふっ……ううん。せとかは変わらないな〜って思ってさ』
せとか「A姉も変わらないよ？
私が泣いてるとすぐに気づいて慰めに来てくれたし」
あ『そうね〜。はるかも泣かせた相手探して
よくケンカしてたっけ？笑』
せとか「えっ!?そうだっけ…」
あ『そうだよ？』
あははっ！と二人で笑いあって、ふと青い空を見上げた。
すると、その空を見させないとでも言うように
はるかの顔が見えた。
はるか「よぉ。ここにいたのか」
せとか「お兄!?」
あ『良く見つけたじゃない』
はるか「たまたま通りかかっただけだ。
で、俺が何だって？」
……さては聞いてたな〜？
はるかは私のお昼ご飯を見ると「美味そっ！」
と言ってひと口パンを頬張った。
私のお気に入りのクリームパンが！！
あ『勝手に食べないの！』
せとか「あ！てかもう教室に戻らなきゃ！
じゃあまたねA姉！お兄！」
せとかはそう言って中に入って行った。
はるか「………そういえば、Aは小さい頃
あまり泣かなかったよなー」
あ『言われてみればそうかも』
はるか「泣いてよかったんだぞ？」
あ『……え？』
泣いてよかったんだぞって言われても…。
小さい頃の話だし笑
あ『大丈夫だよ。泣かないし、もう子供じゃ
ないんだから』
はるか「……そうだな。…Aはもう
子供じゃないな」
はるかはポンっと私の頭に手を置くと優しく微笑んで私のおでこにキスをした。
その後、私の顔が赤くなったのは言うまでもない。
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
